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佐藤(飛)研究室:佐藤飛鳥先生×4年生 千葉ゆかりさん(宮城県第三女子高等学校出身)

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科 佐藤(飛)研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)

LAB TALK:佐藤(飛)研究室:佐藤飛鳥先生×4年生 千葉ゆかりさん(宮城県第三女子高等学校出身)

自分で考えて物事を変えていく力

千葉 飛鳥先生の授業を受けてからマーケティングに興味を持つようになったんです。その時の授業がすごく楽しかったので、この研究室を志望しました。
佐藤 ゆかりさんの夢に向かって頑張っている姿勢は、すごくいいと思う。他の人たちにもいい刺激を与えてくれると期待して、私の研究室に入ってもらったんだよね。

「先生と生徒の距離が近いので、いろいろと相談できるのがうれしい」と千葉さん

千葉 飛鳥先生の授業って、自分で考える力が身に付きますよね。
佐藤 研究室でも必ず質問することをルールにしているからね。質問を考えること、答えを用意することは思考の訓練になるよ。授業で得た知識を使って自分で考える、ということは大学では大切なことだから。
千葉 最初は考えることに戸惑ったりもしましたが、今ではそれを繰り返しやってきてよかったと思っています。研究室はアットホームな雰囲気だから、質問もしやすいし。みんなと常に会話のキャッチボールをすることで、受け答えも上手になった気がします。
佐藤 ゆかりさんはハキハキしていて、受け答えも爽やかだよね。それが就職活動でもいい結果につながったんじゃないかな。
千葉 そうですね。特に面接の練習などはしなかったので、研究室での日頃のやりとりから自然に身に付いていったんだと思います。

震災がきっかけで自分の夢が明確に

女川カレーBOOKのレシピなどをプロデュース

千葉 東日本大震災をきっかけに意識ががらっと変わりました。私が住んでいる多賀城市も被害が大きくて、仮設住宅などで生活をしている人たちを間近で見るうちに、生活環境について深く考えるようになって。それから住宅を通して人の役に立てる仕事に就きたいと思うようになりました。卒論も不動産マーケティングについて研究しています。
佐藤 ゆかりさんは目標がはっきりしているよね。就職活動も不動産業界に絞って取り組んでいたし。資格をとったり、インターンシップに参加したり、対応も準備もしっかりやっていた。いま取り組んでいる研究は、将来、不動産関係の仕事をしていく上でも重要なことだよ。
千葉 そうですね。就職活動の時、親には「もっと幅を広げてみたら」と言われたんですが、不動産業界への志望が強かったので、やれるところまで頑張ってみようと思って対象を絞りました。
佐藤 ゆかりさんには目標に向かって突き進んでいく力強さがあるから、私は大丈夫だと安心していたよ。社会に出ても、そのスタイルは絶対に崩さないでほしいな。
千葉 はい。やると決めたら最後までやり遂げるのが私のモットーなので、どんな壁にぶつかっても、大学生活で身に付けたことを生かして頑張りたいです!

労働やマーケティングについて研究しています。商品開発など学外とのコラボにも積極的

就労のメカニズムと
商品開発法を研究しています

就労のメカニズムと
商品開発法を研究しています

佐藤(飛)研究室

就労のメカニズムやマーケティングの手法について研究しています。企業の人材を有効活用するための仕組み、売れる商品の開発法など、自分の関心が高い分野を掘り下げて調査・分析します。広告写真の撮影法などの演習も行っています。

佐藤(飛)研究室

佐藤 飛鳥 准教授

1999年金沢大学経済学部経済学科卒業。金沢大学大学院社会環境科学研究科地域社会環境学(経済学)専攻。経済学博士。文部科学省知的クラスター創成事業の常勤研究員として石川県の予防型社会創造産業形成に携わった後、2008年より現職。担当科目はマーケティング論、経営実践、チャレンジアブロードプログラム(海外語学研修)ほか。主な研究テーマはアメリカ労働市場論、非正規雇用問題、新産業と雇用の創出、マーケティング。

佐藤(飛)研究室ホームページ
http://www.life.tohtech.ac.jp/mc/labo/sato_asuka/index.html

佐藤 飛鳥 准教授

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