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ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科 中井 周作 研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)
LAB TALK:中井 周作 研究室:中井 周作 先生×4年生 早坂 舟希 さん
見え隠れする社会問題に、社会心理学でアプローチ
中井 いろいろな社会問題を社会心理学でひもといていきます。社会心理学とは集団の心理学ですね、個人ではなくて。それで隠れている社会問題を明らかにするとか、明らかになっている社会問題を解決するためのアプローチを探すということを早坂さんも行ったわけですが、おもしろい結果が出ましたね。
早坂 学生の座席選択を分析して、成績や性格からどんな傾向があるのか、その関係性を明らかにしようと試みました。自分が考えたり調べたりした範囲の中では、思った通りの結果だったり、予測を超えた結果が待っていたり、大変、興味深かったです。
中井 僕の基本的方針としては、学生が興味を持ったことをテーマにしてあげたいなとは考えているのですが、興味があるだけではダメで、社会問題が隠れていないと研究テーマとして認めません。だから3年生の後期は、テーマ探しの半年でしたね。
早坂 悩んだ分だけ、そのテーマに真剣に取り組めました。それに、中井先生から「もっと自分を出して積極的にやっていいよ」と言われて、その気になって行動したら、少し前に出られるようになりました。
中井 あとは、もっと楽しんでほしいですね、何をするにしても。
早坂 研究室でのメリハリも半端なかったですよね。思い切り遊ぶと、勉強にものすごい集中力が発揮できることを知りました。
中井 それは、この研究室の方針でもありますからね。後輩の3年生が早坂さんの研究を引き継ぐことになったので、社会人になっても様子を見にきてください。
早坂 はい。ぜひとも。
社会問題の顕在化とその対策の提案
中井研究室
社会に潜在している問題を調査より明らかにし、社会心理学を用いたアプローチよりその問題の解決策を探り、より安全で安心で快適な生活を営める社会のあり方を追求します。また、避難行動に関する教材を開発し、適切な避難を考えてもらう実践的な研究も行います。
中井 周作 講師
学位:修士(工学)
研究分野:高齢者の交通安全教育、震災時の避難移動手段選択に関する研究、交通行動分析
◆研究室・教員紹介ページ
