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HOME > 気づく → 変わる[研究室対談] > 小祝 慶紀 研究室:小祝 慶紀 教授 × 大沼 百々葉
小祝 慶紀 研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)
LAB TALK:小祝 慶紀 教授 × 大沼 百々葉 さん
論理の習得だけでなく自身の足で歩み肌で感じた経験を学びの糧にできる地域の担い手を輩出。
小祝先生大沼さんは、「経営コミュニケーション学総合演習Ⅱ」で取り組んでいる仙台市百年の杜推進課と行う「広瀬川探索」に参加してもらいましたよね。
大沼さんはい、3年生の時に参加しました。
小祝先生メンバーで女性は1人だけだったので、印象に残っています。
大沼さん以前から、環境とまちづくりに関して興味があったので、ぜひ参加してみたいと思っていました。仙台市建設局百年の杜推進課のスタッフや地域の有識者から興味深いお話も聞けて、とても良い経験となりました。
小祝先生普段は見過ごしてしまうようなエリアを歩くので、広瀬川流域の自然や環境を知るのに絶好の機会だったと思いますよ。
大沼さん散策が終わった後、アイスクリームをおごってもらったのもうれしかったです。
小祝先生もしかして、この研究室を選んでくれた決め手はそれ?
大沼さんいえいえ!環境問題やまちづくりについて、もっと深く学びたいと考えていたので、以前から小祝先生の研究室を志望していました。
小祝先生今ではゼミ長を務めてくれているので、来てくれてこちらもうれしいです。ゼミの活動はどうですか?
大沼さん正直、先生のお話はいつも脱線することが多くて、理解が追いつかなくて苦労しています…。
小祝先生1つのテーマについて話すと、前提知識として過去の事例や統計データ、法制度などを伝えておきたくて…。思わず板書にも熱がこもってしまうんです。
大沼さん眠気に負けず、頑張って先生の話についていこうと思います。
小祝先生卒業後の進路は考えている?
大沼さん本学への志望動機が、起業に必要な経営学や組織論などの知識を習得したかったからなんですが、2年次に「地域創生論」の講義を通じて地域のまちづくりに貢献している起業家の方々から話を聞く機会があり、私も同じように地域に根ざして活躍したいと思うようになりました。
小祝先生近年、消滅自治体や限界集落の問題が深刻化していますが、まだまだ地方には発展の可能性が秘められていると考えています。志を持った若い人たちが地域の魅力を再発見してくれることが地域の活性化につながると思うので、ぜひ大沼さんにも活躍してほしいと願っています。
大沼さんはい、私が輝ける場所を見つけて頑張りたいと思います!
環境問題を法制度や経済学から考えてみると
何が見えてくるか?
小祝 慶紀 研究室
環境問題の範囲は広く、複雑です。しかし、その多くは私たちの生活(社会経済活動)によって生じたものです。私たちは豊かな社会経済を望み、これまで経済成長をしてきました。と同時に、さまざまは影響を環境へも与えてきたのです。こうした環境への負荷に対して、私たちはどう取り組くみ、将来の世代へ良好な環境を繋ぐのかが問われています。そうした問題に、法や経済という視点から私たちの社会経済を見たとき、その先に何が見え、何ができるのかを考え、具現化する研究に取り組んでいます。
小祝 慶紀 教授
学 位:博士(経済学)
研究分野:環境経済学、環境問題の法と経済学、環境政策学
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