東北工業大学

電気電子工学課程 電気電子工学課程

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卒業生メッセージ

新しい知識を学び続ける
変化に富んだ毎日
「1から作り出す」研究室の
経験が原点です。

H.K. さん 
エクシオグループ株式会社

工学部 電気電子工学科(現:電気電子工学課程) 2023年3月 卒業

新築の建物に電気を通すために必要な工程の管理業務全般に従事しています。図面作成から材料の発注、搬入調整、作業員の方とのやり取りまで、毎日違う仕事を経験しながら新しい知識を学び続けられる環境に面白さとやりがいを感じています。

現在は電柱や電線など設備の設計から保守・保安まで、電気に関わる幅広い業務を担当しています。電気はそれがない暮らしを想像できないほど生活に欠かせない学生団体に参加して先生方と話す機会が増え、薦めていただいたことが今の就職先の決定に繋がりました。研究室で自分の手で「1から作り出す」ことを経験、在学中に大学の支援講座を利用し電気工事士の資格を取得できたことも良かったと思います。

ライフライン事業者として
安定供給を担う使命と重責
恵まれた学びの環境で
大きく成長できました。

A.S. さん 
東北電力ネットワーク株式会社

工学部 電気電子工学科(現:電気電子工学課程) 2022年3月 卒業

設計から保守・保安まで電気に関わる幅広い業務を担当しています。停電などのトラブルが解消し、お客さまに「ありがとう」と言っていただいたときは、安定供給を担う重責と使命感を痛感します。危険箇所を見極め、自分自身の安全も確保しながら作業するためには正しい知識が不可欠です。大学時代に、設備が充実した恵まれた環境の下、学んできた知識が今の仕事に直結しています。電気技術者として今後さらに技術を磨いて事故を未然に防ぎ、暮らしの安定を守っていきたいです。

学内外でのチャレンジで
視野を広げる
資格取得を通して職種に興味

T.K. さん 
株式会社ユアテック

工学部 電気電子工学科(現:電気電子工学課程) 2020年3月 卒業

在学中は、先生の薦めで学外の研修プログラムなどにも参加し、自分の興味や知識の幅を広げることができました。また、バレーボール部の活動を通じ、卒業後も続く交友関係を持つこともできました。

大学による資格取得の支援も手厚く、学科で開講している第一種電気工事士の対策講座での勉強を通して興味を持ったのが、現在の仕事でした。新入社員に若手の先輩社員がついて、サポートしてくれる「ビッグ・ブラザー制度」があり、入社後早くから建築現場の空気をつかむことができました。現在はCADによる図面作成や材料の発注・受け取り、作業員、業者の方々との調整などを担当し、これまで大手自動車メーカーの部品工場や社員食堂、物流倉庫などの建築に携わってきました。普段は出入りできない建物にも関わることができるのは、この業種の面白さだと感じます。今はまだ「点」のようにばらばらな知識ですが、今後これらを「線」のように繋ぎ合わせて理解を深めると同時に、コミュニケーション力も磨いていきたいと思います。

医用光学にのめり込んだ
学生時代課題の
原因追求・解決の手法磨く

T.I.さん 
東京エレクトロン宮城株式会社

工学部 知能エレクトロニクス学科
(現:電気電子工学課程)卒業
大学院 工学研究科 電子工学専攻修了
2019年3月 博士(前期)課程修了

学生時代は、周囲に流されず自分がやりたいことに積極的に挑戦することが大切だと思います。私自身、講義を受けるだけの淡々とした毎日でしたが3年生の4月に小林正樹先生の研究と出合って一変。生体から発する光「バイオフォトン」を中心とする医用光学の研究にのめり込みました。既存の計測器では検出が難しい生体現象に対して一から装置を作り、実験と結果を積み重ねて味わった喜びは、大学院での財産。ものづくりの楽しさや難しさを覚えた経験から、半導体製造装置を開発するこの会社を志望しました。

大学や大学院の研究とは全く違う分野でしたが、自分で仮説を立て、結果が悪ければ検証を重ね、解決に向けて「なぜ」を突き詰めていく追究のプロセスは今の仕事にも共通するものを感じます。海外のエンジニアに英語でプレゼンテーションする際には学生時代、米国や香港、タイなど国内外の学会で発表していた経験が役に立っています。

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電気電子工学課程の在学生メッセージ