受賞
2025年1月22日(水)に開催した「NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025/発火を防ぎ、都市鉱山を目指せ!」コンテストにて全国3位入賞を果たした電気電子工学科 下位研究室の4年生 目黒 芙実也 さん、鈴木 優太 さん、三浦 和也 さんに、コンテストに向けての研究の様子などを振り返ってもらいインタビューしました。
主に、
- このコンテストにおける自分の役割
- コンテストに参加して何を学べたのか?
- コンテストで得た内容を今後はどのように役立てたいか?
- 中高生に対するメッセージ
などについて聞いています。
目黒芙実也さん
本コンテストでは、書類作成から実証実験、事務局への進捗報告など研究活動全般を担当しました。LiBの発火という社会問題に対し、解決策を検討・実験したことで、現状把握はもとより、将来への期待を創出できたことは大きな経験となりました。その結果、コンテストでは受賞(3位)することができ、ゼロから始めた成果が実を結んだことは今後の研究活動において大きな糧になると思っています。
この研究を行うにあたって、私が所属する下位研究室メンバーや東北工業大学、そして指導教官である下位先生のご尽力なくしては実現できませんでした。研究したいという気持ちに全力で応えてくださる素晴らしい環境が東北工業大学にはあります。是非、中高生の皆さんにおすすめしたい大学です。
鈴木優太さん
私は主にバッテリーの釘刺し試験などの実証実験を行ってきました。
このコンテストを通してリチウムイオンバッテリーがそのまま処理施設に送られると回収にどれだけ手間がかかるか、万が一処理施設で発火したらどれだけ重大なことになるのかを学びました。また、今回発火無効化装置を作製して来ましたが試行錯誤しながら装置を完成させていくことはどれだけ大変な過程が必要なのかを学びました。
このコンテストで得た内容を通して今後は社会人として生活していく際も常に社会課題というものは身近に存在していることを考えながら少しでも誰かのためになれたらと思い、自分が出来る社会課題解決を行っていきたいと思います。
三浦和也さん
今回コンテストに参加したきっかけは、自分たちの持っている知識で電池の発火無効化という課題を解決できるのではないかと考え、メンバーと話し合い方向性を決めて参加しました。コンテストにおける自分の役割は、実験を行うことでした。
コンテストに参加し、電池に関する知識を学ぶことができ、また、電池の処理の大変さを学ぶことができました。
今後は、このコンテストで得た知識を活用することは少ないかもしれませんが、使わなくなった電池の処理において発火しないように気を付けたり、回収業者が困らないように気を付けようと思いました。
電気電子工学科 下位研究室では、主に電池や半導体について研究を行っています。大変なこともありますが、役に立つ知識なので学ぶことができて良かったと思っています。今回の研究の成果を引き継いで、より良い成果を残せるように後輩に頑張ってもらいたいです。
当学科 下位研究室の学生が「NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025/発火を防ぎ、都市鉱山を目指せ!」コンテストにて3位入賞を果たしました | 東北工業大学