研究室活動を契機に
Uターンを決意
行政ならではの仕事で
地元復興を後押し

T.A. さん 女川町役場
ライフデザイン学部
生活デザイン学科
2021年3月卒業
建築士を志望して東北工業大学に入学しましたが、大学3年生からのゼミ活動で女川町を訪れ、復興に関わる方々や地域住民の皆さんと交流。活動をする中で、私が生まれ育ち、東日本大震災も経験した街である女川町で「将来の安定性、福利厚生の充実など行政にしかできない仕事、復興事業に関わりたい」という思いが強くなりました。現在は福祉に関する事業を担当していますが、私たち役場職員の仕事は、町に関すること全般。数年周期で部署を転々と異動し、幅広い分野を経験できる面白さがある一方、日々勉強も求められます。住民の方々と窓口で接するときは笑顔と真摯な対応を心掛けています。学生時代、ヒアリングやアンケート調査を行う中で復興地の多くの方々と接し、人とのつながりやコミュニケーションの大切さなどを学んだ経験が役に立っていると感じています。
高校生の皆さんにも大学4年間を楽しみ、人脈を広げ、地域のボランティアなど社会活動にも参加して視野を広げてほしいと思います。