

山田 寿真 さん
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
工学部 建築学科(現:建築学部 建築学科)
2015年3月卒業
人の動線や地域性を意識した
駅舎づくり
高齢者施設設計の研究が今につながる
駅舎や鉄道関連施設の建築に関わる仕事を担当しています。駅は多くのお客さまが利用するため、動線やバリアフリーを考慮する必要があります。また、地域に寄り添ったデザインも求められますので、観光地であれば観光スポットをイメージした外観にしたり、広い窓から名所を一望できるようにするなど、それぞれの駅の個性を大切にしています。
工業高校のインテリア科を卒業しましたが、内装より建物のハードな部分を学びたいと考え、大学は建築学科に入りました。研究室では、特別養護老人ホームの居住環境について研究し、どのようにすれば利用者や職員の方が快適に過ごすことができるのかを追求しました。ここでの学びが今の仕事に進むきっかけになっています。駅や線路はともすれば地域を隔ててしまいますので、地域の分断を解消し、新しいまちづくりに貢献できる魅力的な駅舎づくりを目指していきます。