Muchu!

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私が今、夢中に...

N.C.さんライフデザイン学部 生活デザイン学科

小学生の頃から参加してきた離島体験イベントで感じたのは離島の過疎化・高齢化問題。地域活性化のためには、会社として、いつでも誰でもイベントに参加できる仕組みづくりが必要です。そこで参加し始めたのが東北工業大学の「起業学生ラボ」。活動の中でビジネスプランをつくり、応募した「キャンパスベンチャーグランプリ」では奨励賞を受賞。目標に向け前進していることを実感しています。
※学生の学部・課程・学科は取材当時のものです。

在学中の起業に向けて
一歩ずつ前進

女子学生

きっかけは
離島の体験イベント

起業学生ラボは起業家精神や起業のノウハウについて実際の起業家の方から話を聞くことができる東北工業大学独自の取り組みです。私が起業に関心を持ったのは、小学生の頃に参加した体験イベント「あじ島冒険楽校」で、離島の暮らしや昔の遊び、シーカヤックや魚釣りなど島の自然を体験したことがきっかけでした。中学・高校で運営スタッフとして関わるうちに、毎年夏休み期間中に1泊2日で行われている同イベントがいつでも好きなときに体験できるようになれば、過疎化・高齢化が進む地域の活性化につなげられるのではないか、と考えるようになったのです。そこで自ら企画を立てるため自分で会社を立ち上げようと思い、1年次の4月に実施された起業学生ラボの説明会に参加しました。

グランプリでの受賞が
自信につながりました

起業学生ラボの活動の一環として、全国を8つの地域に分けて開催される学生による新規ビジネスプランの競技大会「キャンパスベンチャーグランプリ」に出場しました。私達のチームは4人1組で、大学生の「計画倒れ」を防ぐためのAIタスク管理ツール「Task Master Pro」を提案。目標達成をサポートするうえでキャラクターを活用するなど、大学生が使いやすいアプリをめざしました。
この企画は自分自身の性格も参考にしています。完璧主義であるため計画に対して完璧を求めがちで、結果的に挫折してしまうことがよくありました。この経験から、挫折しないためにどうすればいいかを考えたことが出発点になっており、審査員からは「アイデアが革新的だ」とコメントをいただきました。今後はラボでの活動を続けながら、在学中の起業をめざしてセミナーに参加したり、起業家の方と交流を深めていきたいです。

女子学生

在籍数が徐々に増加
女子も学ぶ大学です

理工系人材のニーズが高まり「就職に強い」「教育内容が充実している」「研究分野の専門性が高い」と、東北工業大学を選ぶ女子学生は年々増えています。2025年 5月現在の女子在籍者数は659人(在籍者数比率 20.2%)で、2015年5月の在籍者数 372人(在籍者数比率14.0%)と比較すると約 6%増加しています。

10年で約5%UP! 2013 13.1%→2025 20%