Muchu!

10

私が今、夢中に...

A.N.さん建築学部 建築学科

一念発起して挑戦したイギリスへの短期留学。語学力の向上やホームステイを通じた現地の文化・生活の体験と合わせ、間近に見るヨーロッパ建築の魅力にさらに引き込まれました。留学によって一番成長を感じたのがフットワークの軽さ。日本国内はもちろん、アメリカやアジアなど、今ならどこにでも行けるような気がしています。
※学生の学部・課程・学科は取材当時のものです。

絵に描くだけじゃ物足りない!
本物見るためいざ、イギリスへ

女子学生

授業を通して感じた
ヨーロッパ建築のすばらしさ

昔から絵を描くことが好きで、小学生の頃は絵のコンクールに出たこともありました。将来について考えたときに自分の得意なことを活かしたいと思い、建築デザインについて学ぼうと思ったことが、東北工業大学を選んだ理由の一つです。
中でも1年次の必修科目である「ヨーロッパ建築史」の授業では、古代から近代にいたるまでのヨーロッパのさまざまな建築物のつくりについて学ぶことができました。聖堂の柱やアーチ型天井、細部の意匠など時代によって特徴が異なるところがおもしろく、先生の話を聞きながら建物や柱の構造などを模写していました。先生に提出するシートに描いていたので、先生から「特徴をよく捉えている」などのコメントもいただき、授業のモチベーションにつながりました。

イギリスへの留学で
地域による特徴の違いを実感

「ヨーロッパ建築史」の授業を通してヨーロッパ建築を自分の目で見てみたいと思うようになり、夏休みを利用した短期留学に挑戦してみることにしました。留学先はイギリス南部の都市ブライトン・アンド・ホヴの語学学校。授業は昼過ぎくらいまでだったので、余った時間に趣のあるブライトンの街並みを散策しました。休日を利用して訪れたロンドンの大英博物館やバッキンガム宮殿では、重厚な石造りの建物や緑豊かな都市公園のすばらしさが印象的でした。
帰国後は友達と一緒に山形旅行に出かけ、モダンな旧鶴岡警察署庁舎や土門拳記念館など日本の建築物を中心に見て回りました。イギリスの洗練された石造りの建物と、木造りによる日本のあたたかみのある建物との対比が特に興味深かったです。今後はアジアやアメリカなどの建築物も見に行って、地域による特徴の違いなどを比較してみたいと思います。

女子学生

在籍数が徐々に増加
女子も学ぶ大学です

理工系人材のニーズが高まり「就職に強い」「教育内容が充実している」「研究分野の専門性が高い」と、東北工業大学を選ぶ女子学生は年々増えています。2025年 5月現在の女子在籍者数は659人(在籍者数比率 20.2%)で、2015年5月の在籍者数 372人(在籍者数比率14.0%)と比較すると約 6%増加しています。

10年で約5%UP! 2013 13.1%→2025 20%