Muchu!

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私が今、夢中に...

M.Y. さん工学部 情報通信工学科

角田裕研究室に所属し「宮城県警察大学生サイバーボランティア」として活動。SNS上の有害な情報を発見し通報するサイバーパトロールでの活躍が特に顕著だった学生の1人として2021年12月に、宮城県警察本部生活安全部サイバーセキュリティ統括官から感謝状を贈呈されました。趣味はクラリネット。学外の吹奏楽団に所属経験もあります。

生活に根付く情報通信技術
社会を危険から守る通報活動

女子学生

サイバー犯罪の被害を防ぐ
学生ボランティアとして貢献

学生に考えるきっかけや材料をくれる角田裕先生の指導に惹かれ、サイバーセキュリティ分野への憧れもあって、角田研究室に参加。研究室の他のメンバーとともに、薬物売買や援助交際など犯罪につながる有害な情報をSNSやブログなどから探し、警察や運営会社に通報するサイバーボランティアの活動に取り組んでいます。
違法な書き込みにはキーワードを検索しても分かりにくい隠語や暗号が使われることが多く、無関係な投稿との区別に気を使います。こうした有害な情報が身近なSNS上にあることが怖く、活動の大切さを実感しています。

効率化するシステムも開発
身近な疑問の深掘りが魅力

これまでのサイバーボランティアはTwitterでの活動が主流でしたが、最近はInstagramでの被害も増えています。有害投稿の実態把握に努めながら、通報を効率化するシステムも開発しています。
昔からパソコンに触るのが好きで、社会で役立つスキルが身につき、地元宮城への就職率の高いこの大学の工学部情報通信工学科に入学しました。パソコンやスマートフォンなどは身近なツールですが、詳しく学んでみると奥が深く、深く掘り下げる楽しさがあります。これから大学院に進学し、知識と技術をさらに深めていきます。

パソコン

在籍数が徐々に増加
女子も学ぶ大学です

理工系人材のニーズが高まり「就職に強い」「教育内容が充実している」「研究分野の専門性が高い」と、東北工業大学を選ぶ女子学生は年々増えています。2023年5月現在の女子在籍者数比率は18.0%で、10年前と比較すると約5%増加しています。

10年で約5%UP! 2013 13.1%→2023 18%