Interview
with
Graduate

輝く先輩たち

MathWorks Japan

A.T.さん

工学部 通信工学科
(現:情報通信工学科)
1997年3月 卒業

好きなことだからこそ
楽しみながら仕事ができる

MathWorksではエンジニアや科学者向けにデータ解析やシミュレーションなどで使⽤するソフトウェアや技術サービスを提供しており、⾃動⾞や航空、無線通信を中⼼にさまざまな分野の研究・開発事業に携わっています。私はそこで、お客様の課題を聞き出しニーズに合った製品を提案したり、イベントで製品を活⽤したソリューションの紹介を⾏ったりしています。元々はMathWorksの製品を取り扱う販売代理店に勤めていたのですが、研究開発に携わる⾼度な製品や技術者を支援する本社の考えに魅⼒を感じ、2009年に⽇本法⼈を⽴ち上げるタイミングで転籍を決意。外資系企業ということで英語が苦⼿だった私には不安がありましたが、入社以来、技術的な課題解決や、情報共有など海外の同僚とやり取りする機会も多く大分改善されてきました。今でも空いた時間にオンラインの英語教室を受講し、⾃分のペースで勉強するようにしています。
無線通信の業界は技術⾰新が⽬覚ましく、技術も年々複雑化しています。その技術のキャッチアップに苦労することもありますが、お客様の成功に向けてソリューションを提案できることは何よりの魅⼒であり、やりがいにつながっています。

卒業生
卒業生

実家が⾃営業で電気⼯事の仕事を⾏っており、私⾃⾝、昔から電化製品を分解し、それを再度組み⽴てるといったことが好きな⼦どもでした。小学⽣のときにはアマチュア無線の資格を取得し、家族同士の連絡⼿段として使っていましたね。電気については⽗から学ぶことができたため、通信⼯学を学ぶため東北⼯業⼤学へ。当時は実験の際に電気量を測るテスターを⾃分で組み⽴てるという授業があり、組み⽴てたテスターが修正なしで動作したことに感動を覚え、ものづくりの楽しさを体感できたことが印象に残っています。また、在学中は気付けなかったのですが、東北⼯業⼤学のAIリテラシーの授業に携わらせていただいた際、先⽣⽅がいかに学⽣のことを考え、分かりやすく授業を行うための工夫をされているかを⽬の当たりにし、そのサポート⼒の⾼さを実感しました。
学⽣時代は⼥⼦が少なく不安に思うこともありましたが、電気や通信については当時から好きで、それを追い求めてきたからこそ、今でも楽しみながら仕事を続けられているのだと思います。
皆さんも、たとえ⼈と違うことであっても⾃分が好きだと思うこと、興味あることに全⼒でチャレンジしてみてくださいね。

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