Interview
with
Graduate

輝く先輩たち

エクシオグループ株式会社

A.Tさん

工学部 情報通信工学科 2019年3月 卒業

自分の可能性に挑んだ
学生時代の経験が糧に

通信建設事業に興味があり、女性が技術者として長く活躍できる企業として志望したのが現在の職場。通信・電気・土木・環境に関するサービスを提供する都市インフラ事業、屋外基地局の設置など通信インフラの高度化にかかわる仕事などを幅広く手掛ける会社です。営業や総務などに多くの女性社員がいて技術者はまだ多くはありませんが、それまで男女共用だった仮設トイレが男女別になるなど、現場の環境改善が進んでいます。
入社し9カ月の研修を経て、営業として積算や公共工事入札などを担当。国道のトンネル照明設備をナトリウムランプからLEDに切り替える公共工事を受注し施工管理に当たるなど、技術者としての経験も積むことができました。交通規制を伴い、常に危険と隣り合わせの初めての現場で、無事故で工事を終えられたときは、大きな達成感を感じました。
まだまだ技術も知識も足りず、入社後に新たに資格を取得するなど社会人になってからも学び続ける毎日ですが、今後さらに経験を重ね、人とのつながりも大切にしながら、将来は現場を引っ張っていける女性工事長になりたいです。

卒業生
卒業生

大学では木戸博研究室で音声をテーマに研究し、勉強にしっかり力を入れる一方で、クラブ活動やサークルなど興味のあることにも全力で挑戦しました。
小学校での野球、中学・高校時代にソフトボール部だったこともあって、それまで女子部員の前例がマネージャー以外なかった準硬式野球部にプレイヤーとして入部。試合には選手ではなくサポートとしての参加でしたが、練習は男子部員と一緒に取り組んでいました。女性が少ない環境に抵抗がないのも、当時の経験が影響しているかもしれません。
社内外とやり取りする機会が多いこの職場で大切なのが、円滑なコミュニケーションですが、そこにも学生時代の経験が役立っているのを感じます。大学祭実行委員会にも所属しており、会計担当として学内の先生方や周囲の協力も得ながら学外の企業に協賛金を依頼。その年は協賛金の総額も来場者数も大きく伸ばすことができました。
後輩の皆さんにもぜひ何事にも挑戦し、自分の可能性を広げてほしいと思います。

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