東北工業大学

環境情報工学専攻

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環境応用化学専攻

環境応用化学専攻で
何ができるか

本専攻は、日常生活から地球規模での様々な問題を解決するため学部で修得した応用化学と環境学における幅広い知識、技術を生かし、自ら計画・調査・実験・解析などを実行する研究活動を行います。研究活動を通じて様々な課題に対応できる化学分野と環境分野の技術者、スペシャリストを育成し、社会に貢献することを目指します。

研究分野

分野名 研究チーム名
環境応用化学
分野
環境中の化学物質の分析と曝露解析及び影響評価に関する研究
予防医学・環境モニタリングを目的とした簡易分析法に関する研究
健康長寿を目指した生体情報の基礎研究-ストレスと活性種との関係を応用化学で解明する-
燃料電池に用いる水素を造るための水電解用の合金電極材料の開発
溶媒の環境適合化に関する研究
生態系保全分野 植生浄化法、人工湿地法による汚水の浄化に関する研究
生態学及び生態系保全の数理的研究
東北地方の植生に関する研究

取得可能学位

学生便覧・シラバス

環境応用化学専攻の教員紹介

環境応用化学専攻の
AEGGポリシー

教育方針・養成する人材像

本専攻は、環境と調和し、持続可能な社会の構築に資する研究と新技術の創生と人材育成を目的とする。また、自然環境と共存する持続可能な社会を創ることができる高度の専門知識と問題解決能力を備えた優れた人材を養成する。

G1

POLICY

学位授与方針(Graduation Policy/Diploma Policy)

本専攻は、エネルギー工学分野、環境応用化学分野、環境マネジメント分野、水環境・生態系保全分野、環境光エネルギー分野において高度な専門性、卓越した創造性、統合的能力を育成し、これらを修得した技術者、研究者に対して学位を授与する。

G2

POLICY

学生の指導方針(Guidance Policy)

東北地方を中心とした地域社会から国際社会へおよぶ広範囲な地域において環境技術、情報技術、エネルギー技術にかかわる高度な専門性と卓越した創造性、統合的能力を有すると同時に、その中心となって貢献することのできる人材を育成する。

E

POLICY

カリキュラム編成・
実施の方針(Education Policy/Curriculum Policy)

  1. 博士(前期)課程
    個々の分野における深い専門知識と技術力に関する教育研究指導に加え、広い視野に立って精深な学識を授け、環境情報工学分野における研究能力又は高度の専門性を有する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。
  2. 博士(後期)課程
    問題を発見・解決する能力の涵養を重視し、環境情報工学分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必要な、又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。

A

POLICY

入学者受入の方針(Admission Policy)

  1. 環境情報工学全般にわたる基礎学力を有する人。
  2. 高度な環境研究、環境技術研究に必要な専門的知識・技術修得に強い意欲を持ち、課題解決に積極的に取り組む人。
  3. 高い倫理観を持って環境研究・環境技術関連の開発に取り組む人。

身につけておくことが
望ましい科目

当該分野に関わる基礎的専門科目及び英語。

大学院生・修了生メッセージ

大学院生メッセージ

指導を通して自身も成長
大学院進学で獲得した高い視座

N.K.さん

工学研究科 環境情報工学専攻※ 
博士(前期)課程1年

環境応用化学分野
所属研究室教員 佐藤 善之 教授

学部時代は目の前の課題に精一杯で、知識の一端がようやくつかめたのは卒業研究の終盤。「学び足りない」という心残りがありました。大学院では研究室に常駐するため、それまで授業で会うだけだった先生方とも密に深く対話するようになり、授業も少人数で質問しやすい雰囲気。学部の後輩たちをサポートする教務補助員としての経験も、自分自身の理解度が改めて確認できるなど、成長の機会になっています。修了後の目標は化学メーカーの仕事か、プラントエンジニアリングに就くこと。大学院に進学して視座が高まり、より上を目指せるようになったと感じています。

※2024年度より工学研究科環境応用化学専攻

修了生メッセージ

研究室で磨いた考え方・行動の基本
夢中で取り組んだ経験が将来の力に

株式会社
日立ハイテクサイエンス

Y.S.さん

[2019年3月修了]博士(前期)課程
工学研究科 環境情報工学専攻※

大学では丸尾容子教授の紹介で神奈川県厚木市にあるNTT物性科学基礎研究所へのインターンシップに参加し、プロの研究者とともに半年間業務に当たるなど貴重な経験ができました。学部までの研究は先生からの指示に沿って実施していましたが、大学院やプロの現場では自分自身で考えることを意識。複数の作業を並行しながら実験一つひとつの目的達成に向けて計画的にアプローチすること、原因の追究・問題解決の手法など、現在担当している「蛍光X線分析装置」の品質保証の業務にも必要な考え方・行動の基本が身につきました。
これから大学院に進む皆さんには自分の興味のあることや、目の前の研究に熱中して取り組んでほしいと思います。皆と協力し、挫けず夢中で取り組んだ経験は将来、困難に立ち向かうための強さとなるはずです。

※2024年度より工学研究科環境応用化学専攻