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安全安心生活デザイン学科菊地良覺教授が山田裕一白石市長に「伝統産業振興ビジョン」報告を行いました

お知らせ

昨年度、本学は「白石市伝統産業ビジョン策定業務」を白石市より受託しました。
7月11日(火)白石市役所応接室において、策定委員会委員長でもあるライフデザイン学部長 菊地良覺教授と伊藤美由紀准教授等が、山田裕一白石市長および菊地正昭副市長に「伝統産業振興ビジョン報告書」についての説明をし、意見交換を行いました。
 本報告書は、宮城県指定の伝統的工芸品「白石和紙」の振興ビジョンを策定したもので、和紙生産に関する歴史的経緯と社会的価値、生産従事者のヒヤリング、他産地の調査分析などを実施し、諸課題の抽出と白石和紙の目指すべき将来像についてまとめたものです。
 菊地良覺教授からは、目標達成のためのスローガンを「つながりを大切に、地域資源を生かす知恵と技で、伝統の継承と創造を目指す しろいし」とすることの提案がなされ、白石地域全体を視野に入れた「ヒト、モノ、コト、バ」をキーワードに、地域内外の人が協働する中から再生を目指したいなどの説明を行いました。
 山田裕一白石市長からは、短時間での集約への感謝の意と今回の提案に対し、白石の文化や暮らしが豊かになるもので、ぜひ今後ともよろしくお願いしたい旨のお話しがありました。予定時間をオーバーした1時間ほどの対談は、今後の活動に向けて有意義な意見交換となりました。

伝統産業振興ビジョン報告書と概要版