電気電子工学科
鈴木研究室
超精密神経活動計測とAI解析による創薬応用
東北工業大学で学び、変わったと思うことはなんだろう。
成長や研究内容、夢をテーマに先生と学生が語り合いました。
> 気づく→変わる > 齋藤輝文教授×4年生 武澤港斗さん(宮城県塩釜高等学校出身)
武澤 高校生の頃から漠然とですが環境問題に興味があり、この学科を志望しました。オープンキャンパスで水質関係の模擬実験を体験して、実験って面白いなと思ったこともきっかけの一つです。
齋藤 高校時代は実験をやらなかったの?
武澤 普通科の高校だったので、ありませんでした。大学に入学してからは実験の授業が多く、新鮮で、本当に面白かったです。1年生の時は工業系の高校出身の同級生たちが手早く作業をしている様子を見て、負けたくないと思っていました。実験は慣れていない分、負けてしまうので、物理や数学、知識などの面では負けたくないと思って勉強を頑張ってきました。
齋藤 触って覚える部分は、経験が必要だからね。でも、数学や物理などの基礎の部分をしっかり学んでいれば、そこからきちんと成長できるから強いと思うな。特に物理は学生に勉強してもらいたいね。論理的思考を身につけるためには、必要な学問だと思うよ。
武澤 そうなんですね。物理は高校時代から面白いなと思っていました。研究をするためには物理が必要で、物理を学ぶためには数学が必要になってきて……。何か一つのことを学ぼうとすると別の分野の知識も必要になってきて、興味の範囲がどんどん広がっていくのを最近特に感じています。
武澤さんの研究テーマは、「太陽電池エネルギーの変換効率の波長依存性」。
レーザー光を使い、さまざまな波長の光についてエネルギーへの変換効率を調査しています
「震災をきっかけにエネルギー問題に強い関心を抱いた」と話す武澤さん
齋藤 武澤君は大学院に進学するんだよね。いつから院への進学を意識しはじめたの?
武澤 3年生になって専門の授業を学ぶにつれて、もっと学びたいなという意欲が強くなってきたんです。大学入学当時は就職のことまで考えていませんでしたが、今は、大学院でもっと太陽電池の研究をして、将来はエネルギー関連の職業に就きたいと考えています。
齋藤 武澤君からは、一度学んだことを忘れないようにするという姿勢をとても感じるんだよね。それはとても研究者向きだと思うよ。
武澤 ありがとうございます。先生から教えていただいたことをまた質問するのは失礼だと思っているので、聞いたことは全部メモをして、その後、自分でもメモを見て復習するよう心掛けています。
齋藤 それは社会人になってからも大切なポイントだと思うな。ぜひ続けてほしいね。研究室に標語を張るのも好きだよね。
武澤 自分の意識や意欲を高めるためにやっています。張ってある言葉を見て「今日も頑張ろう」と思うんです。
齋藤 一番好きな言葉は何?
武澤 「粉骨砕身」です。勉強でも何でも、一生懸命に取り組むと自分で決めているんです。なかなか興味をもてない分野でも、始めから放り出すことはしないように、と思っています。一生懸命やってみれば好きになるかもしれないし、それでも興味が湧かなければ、その後はやめてもいいかなって……。
齋藤 そうだね。まずは何でも興味をもつということも大事だと思うよ。「好きこそものの上手なれ」というけれど、自分から好きになったことは、ほかの人に言われなくても、どんどん吸収しようとするものだよね。これから環境エネルギー学科に入ってくる学生にも、まずは興味をもってほしいな。入ってから学ぶ機会はいくらでもあるから、この分野を好きになって、学ぶことを続けていってほしいね。
武澤さんは齋藤研究室の仲間とサイエンス・インカレという、研究発表コンテストに応募。
研究室配属になってから毎日研究室で自習しているそうです。
太陽エネルギー利用拡大に向け
利用効率向上に役立つ研究をしています
太陽エネルギーから電力を取り出すだけでなく、熱利用も図るなど総合的な利用のための研究です。太陽電池の効率低下要因についての研究やキャパシタによる電気を蓄えるシステムの開発を行っています。
1979年、東北大学工学部原子核工学科卒業。1981年、東北大学大学院工学研究科原子核工学専攻前期課程修了。博士(工学)。通商産業省(現・経済産業省)工業技術院電子技術総合研究所主任研究官、米国国立標準技術研究所(NIST)客員研究員、産業技術総合研究所計測標準研究部門光放射計測科、光放射標準研究室を経て、現職。専門は、太陽電池特性評価、電気二重層キャパシタを組み合わせた蓄電システム。
齋藤研究室ホームページ
https://www.env.tohtech.ac.jp/Laboratory/t05.html
(教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)
超精密神経活動計測とAI解析による創薬応用
次世代ロボット・人間拡張技術の研究開発と社会実装
次世代の高密度磁気記録および磁気センサーの開発
誰もが簡単に使える「呼吸センサ」を目指します!
バイオセンサーを用いた
最先端のセンシング研究
新しい原理で動く
電子デバイスの開発
人間のように考えて
動くロボットを目指して
大学の知識をフルに活かし
知能ロボットの完成へ全力注入
さまざまな自律型ロボットを製作
環境情報センシングのためのレーザー技術の研究
電磁波の技術を応用した高効率・ワイヤレスの通信技術の革新と送電システムの実現
誰もが安心して使えるネットワークを
夢のIoTを自分で設計、完成させた達成感が自信に
課題解決にいち早く着手して、
社会をよくする人に
3次元ヒストグラムを使った
「電子透かし」の研究
近未来の生活を変える製品を
生み出すために
自分で考える力を身に付け
宇宙科学に挑む
大好きな推理小説に登場する
声紋に興味をもったことがきっかけ
毎日研究が楽しい!
苦手な読書も克服しました
粘土の圧密現象による地盤沈下を予測する
新たな解析ツール開発に挑む
水を知り川に学ぶことで河川環境や防災について考える
基礎心理実験を行いながら安全な交通環境を
手順を組み立てる訓練を重ねて、その大切さを学びました
現状や現象を正しく理解することが
もっとも重要
正確なデータが
都市マネジメントの基本
物事を俯瞰的に
捉えられる力を養える場所
実践的な研究を通して
将来のビジョンが明確に
責任感と達成感、仲間たちの存在…
大学生活から学んだ大事なこと
環境中に含まれる化学物質を分析・評価
学んだのは議論するおもしろさ、ていねいに進めることの大切さ
あらゆる問題について、見える形で
提示する術を習得
未利用木材を使った舗装材の
可能性を追究
環境をキーワードに
興味の幅がどんどん広がる
初めて学ぶプログラミングや
研究で培った粘り強さが強みに
興味のある分野を見つけ
学ぶ楽しみや喜びを実感
森林バイオマス利用推進が生態系へ及ぼす影響の評価
生命化学反応から生体情報を解析する
デザインの力で心おどる“体験”を創る
人の心理や行動をデータで説明する
東北の民俗文化と持続可能な地域づくり
会計情報から経済と社会のしくみを考える
共生社会の実現に向けた地域と建築空間のデザイン
人に、社会に、市場に、未来に正しいモノづくり
温故知新のデザイン表現を追求する
安全で快適・健やかな室内環境をデザインします
次世代の高密度磁気記録および磁気センサーの開発
人と人とのつながりから新しい発見を得ました
先行研究や事前準備の大切さを実感しました
音のデザインを通して、
表現の幅が広がる
アイディアから設計まで、
モノづくりのいろはを学ぶ
映像や写真、音などを通して
第三者に届く表現を模索
見え隠れする社会問題に、
社会心理学でアプローチ
豊富なフィールドワークが
問題解決のヒントに
企業の方々との出会いで見えた、
理想の働き方
見た目だけではない
使いやすさを追求したデザインを
「人が好き」ということが
空間デザインの大切な要素のひとつ
働くことは楽しい。その気づきが
経営を学び始めたきっかけです
企業との共同開発で痛感。
社会って甘くない!
被災者支援の活動を通して
コミュニティの大切さを学びました
不動産マーケティングを研究中。
研究も就職活動も目標を明確に!
他の人の作品から学ぶ大切さを
4年間を通して実感しました
世界で活躍するための
実践的な英語力を身に付ける
制作の楽しさを知った
実習とアートブックフェア
経験を重ねて身に付けた
コミュニケーションスキル