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Vol3.「学業への取り組み方」

  • 工学部 環境エネルギー学科 3年

    加藤 健太さん

  • 工学部 情報通信工学科 4年

    遠藤 輝人さん

  • 工学部 都市マネジメント学科 3年

    長沼 柊さん

  • ライフデザイン学部 安全安心生活デザイン学科 2年

    山田 尋登さん

目指している進路、普段のライフスタイル、興味のある分野…。今回の座談会メンバーは、学科や学年だけでなくさまざまな面で多種多様。共通点は、東北工業大学の一員であることだけ。そんな4人と学長がお互いに聞きたいことを、包み隠さず語り合いました。

学習の悩みや課題

環境エネルギー学科 加藤 健太さん
情報通信工学科
遠藤 輝人さん

遠藤さん 学会などで研究発表をする機会が多くなってきたんですが、論文を作成するときに要約を英語で書くことが増えてきています。また、研究を進めるなかで英語の論文を読む機会も多いため、やはり英語の学習が一番の課題かなと感じています。例えば技術系の論文をどう読み解いていけばいいのか、そこが悩みですね。
加藤さん 同じことを思っていました。私ももうすぐ学会を控えていて、所属している研究室の先生からも「英語で論文を読むように」と言われているので、自分の研究内容と同様に英語は勉強しなければいけないなと。
長沼さん 私の場合、悩みとはちょっと違うかもしれないんですが、1年生の頃は「4年間って結構時間があるな」と思って、ダラダラ勉強することが多かったんです。でも2年生になってからは時間がもったいないと感じて、時間を有効に活用することを意識するようになりました。
学長 4年間というのはたっぷり時間があるようで、実は短いですからね。そこに気づけたこと、そして意識的に時間を有効活用しようという心構えはとても素晴らしいと思いますよ。
山田さん 皆さん、すごいなと思って話を聞いていました。私の学科は幅広く学べることもあり、自分が何をしたいのか悩むこともあります。建築も楽しかったり、福祉やコミュニティも興味深かったり、どれに本腰を入れようか絞り切れていないというか。
遠藤さん まだ2年生ですし、焦ってひとつの分野に絞る必要はないんじゃないですか。いろいろな分野の学習を進めていって、自ずと定まっていくこともありますし。多分野は意外とひとつのことにつながっていることもあるので。
学長 いいアドバイスですね。実は私も4年生の卒業間近まで何をすべきか定まらず、かなり悩んだ一人です。ただ、いずれ道筋を決めなければいけない時期は必ず来ます。遠藤さんや加藤さんのように、すでに研究を始めているという人はテーマが見つかったということですが、見つからないからといって焦ることはありません。今は視野を狭めすぎず、さまざまな学習と経験を積んでほしいですね。そのなかで自分の進む道が見えてくると思います。

課外活動などとの両立

情報通信工学科 遠藤 輝人さん
都市マネジメント学科
長沼 柊さん

山田さん 課外活動はすごく勉強になります。実は現在バドミントン部にも所属していて、そちらの活動にも結構力を入れているんです。その分、通学時の電車内でテキストを読んだりしながら、学業と両立できるようにしています。往復で電車に乗っている時間が約3時間もあるので、無駄にしたくないなって。
長沼さん 私も高校時代は野球部で。怪我をしてしまったんですが、大学に入ってからも何か運動を続けたいと思い、トレーニング部に入りました。
山田さん トレーニング部ってどんな活動をしているんですか?
長沼さん 文字のとおりですが、自分で計画を立てて、体を自己管理していくというか。工大はウェイト器具なども充実していますし、坂が多いのでランニングには最適ですよ。もちろん学習も計画的にやるようにしていますが。
加藤さん 計画を立てるのは大事ですよね。アルバイトを入れるにしても、私は長期間の予定を先に立てておかないと自分が潰れてしまう性格なので。夏休み期間中などはアルバイトもしっかりしつつ、学習に充てる時間を確保するために予備の日を設けたりしています。
遠藤さん アルバイト、私もしています。プログラミングとデータ解析の仕事なんですが、アルバイトをするなら大学の学習とつながることを意識したいと思って。
加藤さん 参考になります。ちなみに学長は学習以外で学生時代にどんなことに取り組んでいたんですか?
学長 聞きたいですか?
全員 ぜひ!
学長 私も体を動かすのが好きで、入学した年にできたばかりの弓道部に入って4年間打ち込みましたね。2年前に弓道部はちょうど創部50周年を迎えましたよ。
加藤さん そうだったんですね。
学長 部活動は技術を磨くだけではなく、学科・学年を超えて交流ができますし、共に苦労したり、喜びを分かち合ったりする経験も大事ですから、そうした環境もしっかり整えていきたいと思っています。それからアルバイトも、自分の学習に関連づけられると将来にもつながりますし、3年生になればインターンシップもあるので、そちらで仕事を疑似体験することも大事ですね。

施設や学習環境への要望

学長 ところで皆さんは本学の学習環境については良い面、改善面も含めてどう感じていますか。
遠藤さん 希望になりますが、私の場合、図書館で勉強すると集中できるんですが、18時で閉館してしまうので、できれば20時くらいまで使えるといいなと。

クリエイティブデザイン学科遠藤 史門さん
環境エネルギー科
加藤 健太さん

加藤さん 分かります。私も一人で集中して勉強したい派なので、図書館の件は同意見です。
学長 その要望は学長直行便でも頻繁にあります。維持管理の課題もあるため、いまここで「分かりました」と答えは出せませんが。ただ4年生になると、届出があれば研究室は例外なく21時30分まで使えますので、そちらのシステムもぜひ活用してもらいたいですね。土日や夏休み期間中でも大丈夫ですからね。
加藤さん もちろん感謝している面もたくさんあって。就職活動か大学院進学を迷っていた時期があったんですが、工大は講座など就職活動のサポートも手厚かったり、研究室の先生に大学院進学について相談をしたときも「それならこういうことが必要だよ」と的確なアドバイスをいただけました。どちらに進むにしても親身になってくれるし、頼れるなと。
長沼さん 先生方は本当に頼りになりますよね。学習で疑問があったらすぐに解消したいので、積極的に先生に聞きにいくようにしていますが、一つ一つの質問に丁寧に回答してくれるので、すごく安心できます。
山田さん 私は八木山など高齢化が進んでいる地域での課外活動にも参加しているんですが、そのときに思うのは、先生方はしっかり自分のフィールドを持っているんだなということ。すごく地域に根ざしていて、尊敬するところがたくさんあります。そうした先生方にさまざまなことを教えていただけるのはありがたいです。

今後の目標

加藤さん 先生方はネットワークも広く、太いですよね。いろいろ考えた結果、私は大学院への進学を希望しているんですが、研究室の先生の計らいで企業で研修しながら研究の進め方やノウハウを学ばせていただけることになりました。先を見据えて大学での研究と企業での研究、どちらもしっかり取り組んでくことが直近の目標です。間近に控えている学会と、その後に待っている論文の執筆もなんとかしなければいけませんが。
遠藤さん 私の場合、まずは卒業研究を終わらせること。卒業後は他大学の大学院への進学が決まっていて、しかも研究分野が変わるので、それまでに知識を深め、足りない技術を伸ばしていきたいと思います。
長沼さん 就職は選択肢にはなかったんですか?
遠藤さん 1年生の頃はそう思っていたんですが、興味を持っていたのが人工知能の分野で、どうやら修士の学位まで必要だということが分かって。いまは研究が面白いので、そちらの方面に進みたいと思うようになりましたね。
山田さん 率直な疑問なんですが、工大の大学院は考えなかったんですか?
遠藤さん 興味がある分野をより突き詰めていこうと思ったとき、違う環境に身を置いて見えてくること、身につくこともあるのかなと。
学長 勉学意欲に燃えている人は、それもひとつの選択肢だと思います。希望を言えば優秀な研究者になって、いつか本学に戻ってきてほしいというのが本心ですが。
長沼さん 私は国家公務員や県庁職員など、公務員志望です。すでにそのための勉強を始めていて、来年の試験をしっかりクリアできるようにしたいです。

クリエイティブデザイン学科遠藤 史門さん
安全安心生活デザイン学科
山田 尋登さん

山田さん まだ目標は定まっていないんですが、地域をどのようにしていくかという課外活動に、学生および「よそ者」という立場で関わっています。そこで学んだことを地元の福島のために役立てたいと思っています。いまでも福島は原発事故の避難者が多くて大変なので、どう還元できるかを考えながら地域活動にも積極的に取り組んでいきたいです。
学長 皆さん、しっかり目標を掲げて学習や多彩な活動に取り組んでいること、とてもうれしく思います。大学院に進んで研究者の道を歩むもよし、公務員を目指すことも応援しますし、地元のために自分の力を役立てようという情熱も素晴らしい。その中で私からひとつ、在学中に特に大事にしてもらいたいことは、研修活動に力を入れること。皆さんも知っているかと思いますが、本学では研修を卒業条件にしています。研修はポテンシャルを高め、自分を大きく成長させるチャンスですので、ぜひ積極的な姿勢で取り組んでほしいですね。

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最終更新日 2020年1月7日