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学長メッセージ集

No.35:平成29年度仙台城南高校の卒業生に-卒業式のお祝いのことば
    

2018.3.1

 

本日 仙台城南高校を卒業されたみなさんおめでとうございます
また これまでお子さん方を育て そして支えてこられたご家族の皆さんにもこころよりお祝いを申し上げます

仙台城南高校は、「大学と接続した新しい学びの創造」を基本理念として平成25年4月に「宮城県随一の私立高校」をめざして、校名とともに教育内容を一新して再スタートしました。
皆さんはその三期生として入学され、その後3年間研鑽を積み、本日卒業を迎えました。

さて、「大学と接続した新しい学び」の成果をみなさんはどのように実感しているでしょうか。
仙台城南高校と東北工業大学は兄弟校、姉妹校ですが、これは連携が強く、仙台城南高校に入学した皆さんを高校と大学が協力して教育する体制ができているということです。
つまり仙台城南高校の生徒のみなさんが、大学教員の指導に直接そして日常的に触れることができる点が最も特徴的なことです。また皆さんは教員だけでなく、大学の研究室やクラブのサークルも訪問されたことでしょう。その際みなさんの先輩にあたる本学学生とも交流があったことでしょう。
高校時代における体験、いろいろな方との交流などの活動は、自分の将来、たとえば各専門分野の社会における有用性や貢献度を実感できる機会であり、学科目の学びの重要性や時には楽しさも体得できる機会だったのではないかと思います。
そのようなことが実感できているようでしたら、仙台城南高校の「大学と接続した新しい学びの創造」という理念は実を結んでいるといえると思いますし、その活動に協力している東北工業大学としてもたいへん喜ばしいことです。

さて、皆さんは卒業後、大学などに進学する方、その中には本学に入学予定の方もいるでしょう。あるいは就職する方もいると思いますが、いずれ社会の一員として人生を送ります。
本日晴れて、仙台城南高校を卒業する皆さんに、私から一言はなむけの言葉を送ります。

私が教育において基本としていること、それは詩人金子みすゞの、「みんなちがって、みんないい」ということばです。教育の基本とともに、社会における生き方にも適用できると考えています。
人はそれぞれに生まれてきた意味があり、それは同じではありません。考え方や価値観もさまざまです。そのような人たちの集まり、集合体が社会です。
会社であったり、地域であったり、組織には大小はあっても、社会はそのような人たちの集まりです。
人は、得意なこととともに、不得意なことをかならず併せ持っています。良い面とあまりよくない面もあります。すべてのことができる人はいません。不得意な面を得意な人が補うことで、社会はうまく動いているのです。
社会ではお互いを尊重し、協力することで、一人ではできなかったことが、集まりの大きな力となってできることがほとんどです。
人はみんな違うこと、いろいろな能力を持つ人々が協力し合い、補い合って社会が成り立っていることを信じて生きてください。
「みんなちがって みんないい」
一人ひとりかけがえのないみなさんのそれぞれの将来が大きく拓くことを期待して、お祝いの言葉とします。

本日は 卒業おめでとうございます

                                       平成30年3月1日
                                       東北工業大学 学長 今野 弘



                                      

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最終更新日 2019年1月14日