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カリキュラム

2023年 カリキュラムの構成

建築は一つひとつ設計され、異なる敷地に、さまざまな人々の思いを込めて建設されます。
それぞれの地域にふさわしい開発や災害で荒廃した町や村、建物の計画手法を学びます。

カリキュラムの構成

ピックアップカリキュラム

建築設計Ⅱ

科目群:建築計画・建築設計 
開講時期:1年次後期〈必修〉

学びの目標

建築を計画する際の設計・デザインの思考方法および作業の基本手順を理解することを目的に「小規模な建築空間」の計画・設計の実践を通して、図面作成、模型制作、さらにはプレゼンテーションの基礎を学ぶことを目標としています。実際に手を動かしながら空間の設計方法を学びます。

学びの内容

各自で創造して計画・設計する最初の課題です。設計の基本をおさえつつ、地域に新たな建築を発生させることの意義と課題を丁寧に伝え、空間づくりが楽しめるような内容を目指しています。与えられた課題に対して毎週各自作業を進め、計画・設計を進行させます。教員による設計プロセスの基礎的なレクチャーに加え、少人数制の演習作業(エスキス)では、学生相互で講評・質疑を行い、教員がコメント・指導を行いながら、次週までにクリアすべき課題を提示します。

建築材料実験Ⅱ

科目群:建築材料・生産 
開講時期:2年次後期〈必修〉

学びの目標

建築物を仕上げるために使われている合板などの「ボード類」を対象として、破壊試験などを行いながら、性能に関連する項目や各材料の特性を把握します。実験で得たデータを処理したり、まとめたりするための考え方や方法、必要となる計算の仕方や報告書の作り方なども修得します。

学びの内容

授業は班編成により、グループ単位で行われ、住宅の壁、床、天井などに使われている合板、石膏ボード、繊維板などの各材料について、強度、耐水性、耐火性、耐衝撃性などを調べます。実験は材料実験室に設置の加力試験機や耐火性試験装置、耐衝撃性試験装置などを使用しながら行い、実験後は教材に記載の指示や解説に従いながらデータを処理し、レポートの形にまとめて提出します。授業では材料特性の知識だけではなく、データの解析を通して、品質管理などに必要な統計的手法についても学びます。

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