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「平成30年度FSD研修会」を開催しました

セミナー

「地域志向教育の新しい試みと地域の課題」と題し、「平成30年度FSD研修会」を6月1日(金)、本学八木山キャンパスにおいてFD委員会、教務委員会、COC推進委員会、COC+支援委員会の共催で開催し、83名の教職員が参加しました。
この研修会は二部構成であり、第一部では、まず初めに本学石川 善美 副学長兼COC推進委員長より挨拶がなされ、続いて東北学院大学 協働教育推進機構特任教授 松崎 光弘 氏が「ディープアクティブラーニングのすすめ」と題し講演を行いました。松崎 氏は、みやぎCOC+の紹介、ディープ・アクティブラー二ングに向けた取り組み、単位互換コア科目などについて解説され、大学生へのアクティブラーニング授業実施の実例や調査データなどを基に、学生が地域の課題に取り組むこと、今後ディープアクティブラーニングへ取り組むことへの重要性などについて語られました。

第二部では、仙台市総務局 参事 品田 誠司 氏が「仙台市の課題と展望」と題し、仙台市の現状や人口構造の問題、子どもの貧困など、仙台市が抱える様々な課題について調査データを基に解説されました。講演の中で品田 氏は、特に子どもの貧困をどうするかについては大きな課題であり、今後それを解決するための総合計画を策定する必要性があることと、大学の成功事例の積み重ねを考えていくことが重要になるのではと話されました。
最後に、仙台城南高等学校カウンセラーの上西 創 氏より、「障がい学生支援委員会と健康調査票」というタイトルで、障害学生への対応の配慮や留意事項などについて説明がなされ、障害を持つ学生に対して何ができるかを考えていくことが重要であると語られました。

本学では、今後も引き続きFSD研修会を開催し、各委員会と連携して全学的な教育改善にに努めていきます。