本学共通教育センター 多田 美香 准教授が一般社団法人電子スピンサイエンス学会H29年度 奨励賞を受賞しました。
H29年度表彰委員会にて7名の審査委員の厳正なる書類審査の結果，多田准教授の電子スピン共鳴法による基盤研究の成果は優れており，将来性が十分期待されるので奨励賞授賞候補者に選考され，8月19日の理事会での審議の結果，奨励賞が承認されました。第56回電子スピンサイエンス学会年会2日目（11月3日）の授賞式では学会長から盾が贈られ，同日に受賞講演が行われました。

H29年度 電子スピンサイエンス学会 奨励賞
研究題目：予防医学を視野にいれた電子スピン共鳴法による基盤研究
受賞理由：In vivo ESR法やスピントラップ法を用いて生体酸化・還元（レドックス）状態を計測し, 速度論的解析から機能性成分の効能を明らかにした。また, 酸素ラジカル分析によって免疫細胞や生体色素の機能性評価に成功し,今後は予防医学を支える基礎研究で活躍されることが期待される。

◆関連リンク
第56回 電子スピンサイエンス学会年会
https://sest2017conference.wixsite.com/mysite/blank-1

歴代受賞者
http://www.sest.gr.jp/award-list.html