梅田 弘樹(産業デザイン学科 教授)
2022年7月8日(金)18:00~19:15
「今なぜデザインが必要なのか」をデザインの歴史を通して考えます。欧米と日本の近現代史の中で生まれたデザイン様式(アーツ&クラフツ、アール・ヌーヴォー、バウハウス、…)と当時の社会情勢を対比し、それらの今日への影響を振り返ることで、デザインという人間活動の意義を、文化的/経済的観点からとらえ直します。
須藤 敦史(都市マネジメント学科 教授)
2022年7月1日(金)18:00~19:15
自然災害や社会現象を予測できれば、リスク回避ができ、安心してくらせ、こんなにいいことはありません。これら自然現象や社会現象の発生をどう考えたらよいのでしょうか?これらを分かり易く解説します。
金井 辰郎(経営コミュニケーション学科 教授)
2022年6月17日(金)18:00~19:15
経済学の本当の目的は社会における幸福の最大化にありますが、経済学者たちはある事情から幸福を正面から論ずることができませんでした。その歴史的背景と、昨今、注目されつつある「幸福の経済学」の意図と可能性を論じます。
鍵屋 浩司(建築学科 教授)
2022年6月3日(金)18:00~19:15
家の中にある身近なものの燃え方や、このような可燃物が燃えて起こる火事に対して、どのように建物やまちを燃えにくくしているのか、またビルの中で火事が発生した時に、ビルの中の人が火や煙に巻かれないで避難できるようにするしくみについてお話しします。
亀井 あかね(経営コミュニケーション学科 講師)
2022年2月25日(金)18:00~19:15
現代は科学技術が良くも悪くも市民生活に密接に関わる時代です。本講座では先ず、科学技術イノベーションと社会経済との関係を歴史的に概観します。その上で、イノベーションが社会経済へ与えた様々な功罪について論じ、幾つかの具体的事例を取り上げて、未来を展望します。
北 元(情報通信工学科 講師)
2022年2月18日(金)18:00~19:15
電波と聞くと携帯電話やWi-Fiなどを思い浮かべると思いますが、宇宙からも様々な電波が出ていることをご存知でしょうか?本講座では、地球で起きている自然現象や天体から放射される様々な電波について紹介し、それらの観測からどういったことがわかるのかを紹介します。
宮曽根 美香(経営コミュニケーション学科 教授)
2022年2月15日(火)18:00~19:15
Well-beingとは「肉体的にも精神的にも社会的にも満たされた状態にあること」つまり幸福だということです。ヨガがWell-beingのどの領域を満たす効果があり、なぜなのか、ヨガインストラクターの経験、参与観察、質的調査などを踏まえてお話したいと思います。普段活かせるヨガ的生き方についても触れます。
下總 良則(産業デザイン学科 准教授)
2022年2月8日(火)18:00~19:15
デザイン経営という領域は、経済産業省と特許庁がデザイン経営宣言を発表した2018年から、まだ3年しか経っていない新しい分野です。今なぜ組織経営にデザインが必要と考えられているのでしょう。この講座では、歴史や時代背景にも触れながら、デザイン経営に期待されていることと、その可能性を学びます。
多田 美香(環境応用化学科 准教授)
2022年1月18日(火)18:00~19:15
分析化学、物理化学、無機化学、有機化学などの研究成果が支える技術開発のための学問を応用化学といいます。生命科学と応用化学が融合した生命化学は、生体のシステムを理解する、模倣する、利用するために重要な学問です。生命化学が支える医工学連携研究を通して、健康長寿社会の実現を目指した予防医学に関する研究成果を紹介します。
河内 聡子(総合教育センター 講師)
2021年12月21日(火)18:00~19:15
お寺は歴史的に貴重な資料が所蔵されている可能性のある、知の宝庫です。そこには、地域の歴史をひもとく上でも重要な文献が眠っています。今回は福島県の寺院調査の成果に基づいて、東北の寺院に所蔵される珍しい書物についてお話しします。
大木 葉子(総合教育センター 准教授)
2021年12月17日(金)18:00~19:15
本講座では「ごんぎつね」で知られる童話作家、新美南吉の代表作の一つである「手袋を買いに」を読み解きます。一人で夜の街へと手袋を買いにいくこととなった子狐と見送る母狐の姿を通して我々に何を語りだしているのか、そして「ほんとうに人間はいいものかしら」という問いかけの持つ意味について考察します。
高橋 秀太郎(総合教育センター 准教授)
2021年12月14日(火)18:00~19:15
戦後間もない昭和22年に発表されベストセラーとなった『斜陽』とは、どのように構成され、またどのようなメッセージを持つ作品となっているのでしょうか。いかにも太宰らしい執筆の道筋を紹介しつつ、作品のメッセージ、主題である「革命」の内実について考えてみます。