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パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校との交流 「311に関する国際ワークショップ/2019 Workshop on 311 Earthquake」

お知らせ

 2019年4月18日に、フランス・パリより本学協定校のパリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校の教員Boris Weliachew教授と大学院13名が本学を訪れました。

 東日本大震災で大きな被害を免れることのできた本学の制震・免震システムを現場で見たいという願いから、建築学科の薛教授を中心として、本学の見学と津波と制震をテーマとする国際ワークショップを2014年から開催しています。今回で6回目となるワークショップでは、東北大学の五十子教授より建築耐震工学の最先端技術、同大学の源栄教授より東日本大震災における地震動と建物被害、本学建築学科の新井准教授より復興のその先のコミュニティデザイン、福屋准教授より復興計画事例について報告がありました。パリの大学院生や本学の建築系の学部生/院生は日本語・英語・フランス語の飛び交う中、日頃の講義とは異なる雰囲気で懸命に情報を得るため耳を傾けていました。
 ワークショップ終了後には建築学科5号館の最上階にて懇親会を実施し、教員や学生の垣根なく教育環境の違いやそれぞれの国への興味・関心に基づいた質問や会話を通してお互いに理解と友情を深めました。

①ボリス先生、こんにちは。1年ぶりです

②10号館のオイルダンパーに関心がむきます

③10号館ラウンジにある地震観測モニタリングシステムの説明をうけます

④建築学科の設計室を見学

⑤ワークショップでは、ボリス先生がフランス語通訳して進めました

⑥本学学生も入り、みな真剣に取り組んでいました