東北工業大学「ハイテク・リサーチ・センター」は、東北で最初に文部省の支援を受けた、最先端技術を実用化するための研究開発施設です。3つの研究テーマは地域生活をより安全に、より便利に、そして環境保全の向上を目指すもので、最先端技術の実用化に向けて、最新鋭の各種装置を駆使した実験・研究が続けられています。
第1プロジェクト
ハロゲン化物を中心とした半導体材料の開発と光電変換素子への応用研究
本半導体材料として使える可能性を持つ化合物はたくさん存在します。その中にはその物性が解明されていないものもあれば、まだ実用化の方法が確立されていないものもあります。そのような化合物半導体の化学組成、結晶の構造、光学的・電子的物性を明らかにし、光電変換素子として実用化をめざすのが、本プロジェクトの大テーマです。ガンマ線利用の小型医療機器の開発や臭化タリウム検出器によるX線CTなど、その応用は広範囲にわたっています。
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| マグネトロン・スパッタリング装置/光電変換素子などを製作するための薄膜作成装置
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電界放射走査電子顕微鏡/ハロゲン化物の化合状態の観察に使用 |
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レーザーラマン分光光度計/レーザーの干渉波を解析 |
第2プロジェクト 資源循環型社会実現のための戦略的研究
私たちの経済・社会活動は、環境を地球規模で悪化させています。地球環境の保全のために、廃棄物を出さず資源の循環を図り、省エネルギー化や自然エネルギーの利用を推進し実現させる社会が資源循環型社会です。例えば、コンクリートやアスファルト廃材の再利用、再生コンクリート骨材の性能データを測定する装置とシステムの開発、省エネ対策建材の開発、水生植物の食物連鎖による水質浄化システムなど、その研究内容は多岐にわたり、21世紀の地球環境問題の解決に深く関わっています。
第2プロジェクトのホームページへ
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| クラッシャー室 |
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人工気象室 |
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水環境実験ガラスハウス |
第3プロジェクト 重力場擾乱およびリアルタイム地震動情報による
震動制御・地域防災システムの開発研究
地震が発生すると重力場が乱れ、乱れは光の速度で伝わります。この数秒もしくは数十秒という短時間を有効に利用して地震災害に対処し、情報を早期に共有することによって、被害を最小限にくい止めるというのが、本プロジェクトのリアルタイム地震学・地震工学の考え方です。地震の発生と同時にテレビ・ラジオのすばやい地震・道路情報等の発信、新幹線の停止など瞬時に防災伝達システムが作動し、あるいは建物と人を地震から守る制振材の研究など、多くの分野が参加する学際的な連携により、その地域の研究拠点の確立とともに、地震察知から防災までの総合的なシステムの開発をめざしています。
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| 試験建屋 |
建築振動制御試験装置 |