東北工業大学

情報通信工学科 情報通信工学科

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卒業生メッセージ

実践的な授業で
仕事のイメージが明確に
「やりたいこと」は
入学後に見つかる

R.G. さん 
NECネットイノベーション株式会社

2020年3月卒業

在学中は、座学だけでなく実験などを体験しながら実践的に学び、仕事のイメージも膨らませることができました。所属していた中川朋子研究室では「宇宙」「磁力」といった普段なかなか接することのできない領域を経験して刺激を受け、視野が大きく広がりました。幅広い分野に触れた中で、特に興味を持ったのがネットワークの分野です。インターンシップで事業内容や職場の雰囲気に惹かれてこの職場を志望し、現在ネットワーク製品の構築などを担当しています。毎回違うお客さま、それぞれ異なるご要望内容に沿って設計し、動作を検証し、サービスとして提供していく業務は、その都度試行錯誤の繰り返しです。やりきって「ありがとう」と言っていただくことにやりがいを感じます。

私自身、初めからやりたいことがあったわけではなく「理系」というだけで選んだのが、この情報通信工学科です。入学後、設備も充実した環境で学ぶことで、将来の道を拓くことができました。皆さんにも、まず一歩踏み出してほしいと思います。

挑戦し続けることで
可能性も開花
現場をリードする
女性技術者に

A.T. さん 
エクシオグループ株式会社

2019年3月卒業

大学時代はしっかり勉強しながら、クラブ・サークル活動にも力を尽くしました。女子部員の前例がマネージャーだけだった準硬式野球部に初のプレイヤーとして入部。大学祭実行委員では協賛金を交渉し、コミュニケーションの大切さも学びました。幅広く挑戦し、自分の可能性を広げることができたと感じています。

通信建設業に興味があり、女性が技術者として活躍できる企業として志望したのが現在の職場。営業や総務など各部署に多くの女性社員がいて、技術者も少しずつ増えています。入社後3年間で社内での見積もりから入札、受注、施工管理まで公共工事の一連の流れを体験させていただきました。在学中に取得した電気工事士の資格も現場で作業を理解するのに役立ちました。上司や同僚のサポートもあって徐々に主体的に業務を進められるようになり、やりがいを感じています。さらに経験を重ね、現場を引っ張っていける女性工事長になれるように努めていきます。

価値観を変えた
学生時代の学び
最先端の技術に
触れる日々が刺激

M.K. さん 
株式会社トインクス

2018年3月卒業

学生時代、LINEと連携させた電子錠を制作したのをきっかけに、ものづくりに興味を持ちました。作ったものを多くの人に使ってもらえることと、新技術に興味があって選んだのがこの会社。現在は新技術の開発に関わる検証作業を担当しています。インフラ構築からアプリ開発まで幅広い分野に携わっていますが、国内外から情報を求め、未知の分野を調べていく作業は大学の研究に通じるものがあります。最先端に触れる経験は新しい発見や刺激が多く、やりがいがあります。

大学は自分の気持ち次第で、やりたいことが何でもできる場。私自身、希望の分野を決めないで入学しましたが「Raspberry Pi」が導入されたことに興味を持って鈴木健一研究室で学ぶようになり、価値観が変わりました。学会で発表させていただいたのもいい経験です。皆さんにも興味のあることを見つけ、深掘りして楽しい学生生活を送ってほしいです。

駅舎の電気施工は安全が使命
授業で学んだ知識が基盤に

Y.K. さん 
日本電設工業株式会社

2016年3月卒業

女性が技術職で活躍している実績に魅力を感じ、この会社を選びました。照明器具や案内表示板など、駅構内の電気を施工管理する仕事です。工程や施工方法の決定、材料発注、予算管理などが主な業務。高所で作業したり重量物を扱ったり、目に見えない電気の工事には危険も伴うため、事故を起こさないことはもちろん、お客さまの安全を何より大切にしています。苦労の末に竣工した時の達成感は大きく、自分が携わった施設を利用するお客様を見ると嬉しくなります。

在学中に受けた電気の授業は今の仕事に直結しています。電気設備の仕様や作業の危険性を理解し、安全に施工するのに欠かせない多くの基礎知識を学ぶことができました。今は努力をすれば、性別や学歴も関係なく活躍できる時代だと感じています。学生の皆さんも在学中、興味のあることには積極的に挑戦してみてください。

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