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電気電子工学科 電気電子工学科

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カリキュラム

2024年 カリキュラムの構成

社会で必要とされる電気電子の分野の技術者に必要な知識と技術を習得します。

カリキュラムの構成

ピックアップカリキュラム

電気回路Ⅰ及び同演習

科目群:電気電子(基礎)
開講時期:1年次後期〈必修〉

学びの目標

電気回路は抵抗や電池などが導線でつながった回路網で、電気製品、発電・送電などに応用され、電気・電子のエンジニアになるには必修の科目です。本講義では、電気回路の中でも直流回路と交流回路を取り上げ、初めて習う学生にも理解できるように丁寧に講義を行い、回路網の計算を容易にできることを目標とします。

学びの内容

本講義の前半では、直流回路の基本法則や解析方法を学びます。例えば、電圧と電流の関係の法則であるオームの法則、複雑な回路を理解するのに必要なキルヒホッフ法則やその応用の網目電流法、複雑な回路をシンプルな等価回路に変換するテブナンの定理などを学習します。後半では、電圧や電流を三角関数で表す交流について学びます。交流回路の計算が複素数やフェーザ表示を使って解くことができることを理解した後、コイルやコンデンサなどの回路要素の基本的性質について学習します。

電気電子工学実験
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

科目群:実験・セミナー(アクティブラーニング)
開講時期:2年次後期〈必修〉・3年次前期〈必修〉・3年次後期〈必修〉

学びの目標

現代の社会では、多様な電気電子の機器や素子・材料を取り扱う力とコンピュータを使いこなす力が求められています。そこで実験Ⅰ~Ⅲでは、製作・測定・分析の実習を行い、原理・方法の理解、測定技術・データの扱い方の習得、整理して発表する力の養成を目標としています。

学びの内容

実験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲではレベルの異なる内容が準備されており専門科目として3セメスターにわたり行われます。実験は3名のチームを組み、指導員のもとで各チームがそれぞれ約10種類の課題に取り組みます。チームごとに実施順序は異なりますが、光や温度等のセンサの実験、半導体素子の製作と特性測定、デジタル制御、電力の制御、オペアンプを用いた計算回路など、電気電子工学に関わる多様な課題を解決して報告書を作成します。一部は資料作りと発表の練習も行います。

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