東北工業大学

電気電子工学科 電気電子工学科

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授業紹介

電気電子工学科の特徴的な授業を紹介します。

#1

電気系科目を
基礎からしっかり学ぶ

電気回路は、電気系学科目のなかで最も基礎的で、他の工学分野にも広く応用される重要な科目に位置付けられています。可能な限り丁寧に講義を進めて行きます。初めて工学に触れる学生も、この講義で基礎からしっかりと学ぶことで、将来のエンジニアとしての基盤をつくることができます。プロフェッショナルになるための第一歩です。

1年次/電気回路Ⅰ及び同演習

#2

情報技術の基礎を修得する

電気電子工学科の学生として最低限必要となる情報技術の修得を目指します。基本的な情報倫理や電子メールの使用方法に加え、C言語の変数の型、入出力命令、分岐および繰り返しなどの基本文法を用いたプログラミングについて演習を通して学びます。

1年次/プログラミングⅠ

#3

関数を学び専門教科を
学修するための基本的な力を
身に付ける

電気回路や電磁気学など専門の基礎教科を学ぶうえで゙必須となる、関数の微分・積分について、変数の微分の復習と不定積分・定積分、さらに変数関数の偏微分と重積分を理解・修得します。習熟度別にクラス分けを行い、一歩一歩着実に理解度を深めることを目指します。

1年次/電気数学Ⅱ及び同演習

#4

電気電子材料の示す
様々な性質を理解するための
基礎を学ぶ

エレクトロニクス研究に必須となる電子の振る舞いを理解するため、原子サイズのミクロの世界を支配する量子力学について学びます。1年時に学習する電気数学や物理学の知識を用いて、材料物性の基礎となる電子の波としての振る舞いや水素原子の電子状態について分かり易く解説します。様々な電気電子材料の性質や半導体デバイスの働きを理解するための基礎知識を身に付けます。

2年次/固体電子工学Ⅰ

#5

ディジタル回路技術の
基礎を身に付けた技術者の
育成を目指す

ディジタル回路に必要となる2進数などの数体系と論理代数について学び、論理式からディジタル回路を設計する際の手順、特にゲート素子の性質や表記法に関する知識を習得します。その後ゲート素子を組み合わせて得られる順序回路(フリップフロップ)の性質を理解し、カウンタ、シフトレジスタの性質を学びます。これらの知識に基づき、幅広い分野で活用されている入出力変換回路や演算回路を例に取り、実用的なディジタル回路の設計原理と性質を理解していきます。

2年次/ディジタル回路

#6

エンジニアとしての
基本的な技術や知識を修得

電気電子回路の応用やシステム制御および電子計測技術について実験的に学びます。さらに、半導体集積回路の設計(CAD)・製造プロセスの基本技術を実験を通して体得していきます。実験を行う際に、さまざまな電子機器・装置、電子材料を使うことで、その特性や取扱い方法などを理解し、エンジニアとしての基本的な技術や知識を修得することができます。

3年次/電気電子工学実験Ⅲ

#7

知識の集約と統合化

電気電子工学研修はいわゆる卒業研修と呼ばれるもので、特定の研究室に所属し、研修Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで一年半を通してセミナーやそれぞれの研修テーマに応じた調査や実験を行う。これまで学んだ知識の集約と統合化を行うとともに、理論の深い理解や実験計画の作成と実行、実験結果の考察、文献の調査などを行い創造力と応用力を培います。

3~4年次/電気電子工学研修Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ

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